プロミス 過払い請求 対応状況

プロミスの概要

ブランド名

プロミス

プロミスは旧社名です。ブランド名プロミスを残したまま、会社名をSMBCコンシューマーファイナンスと変更しました
この記事ではSMBCコンシューマーファイナンスのことを、引き続き馴染み深いプロミスの名称で呼びます。

黄色い看板が有名でしたが、近年はイメージの変更のため紺地にオレンジ色の文字になっています。かつて放送されていた姫と爺がやりとりをするCMを記憶している方も多いのではないでしょうか。

プロミスが倒産する可能性は極めて低い

SMBCの冠名の名前のとおり2012年（平成24年）4月、プロミスは三井住友フィナンシャルグループの完全子会社になりました。
貸金業以外にも、三井住友銀行カードローンの保証事業も行なっていることから、経営危機となっても三井住友フィナンシャルグループが手放す可能性は極めて低いでしょう。

現在、プロミス社債の格付けは、JCR（日本格付研究所）によればAマイナス。債務履行の確実性は高いとされています。
社債の償還が容易なのであれば、過払金についても容易に返還できるのは当然のことです。

以上から、プロミスの倒産の危険は限りなく低いと思われます。
過払い金請求への対応についても、変遷はありますが結局は早期の回収・解決に至るケースが多いです。

プロミスに対する過払い金請求の回収率・期間について

最終更新日

2020年07月03日

対応状況

受任通知発送後、１〜２週間程度後に郵送で届きます。この際、かつてプロミスと合併した三洋信販と取引がある場合には、三洋信販分が別に届きます。
履歴は文字が大きく綺麗で見やすいですが、１ページ当たりの履歴の記載が少なく、ページ数は多くなります。
もっとも、利率、借入額と返済額の合計もきちんと記載してあり、履歴としては親切な方でしょう。

プロミスは、過払金返還請求に対しての対応がよく変わって一貫性がありません。経営方針の変更や予算の関係ではないかと思われます。

以前は請求書を送付すれば満額（元金＋支払日までの利息）支払ってくれていましたが、２０１４年（平成２６年）１０月から当方の請求を拒否し、減額を求められるようになりました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　現時点では、２０１６年５月現在、訴訟提起をすれば、裁判の第１回期日には満額、すなわち元金全額と支払日までの利息、訴訟費用の回収が可能になっています。
そのため、当事務所では履歴到着後、すぐに訴訟提起をして、満額、早期の回収を目指しています。

取引に中断がある場合等、争点があると、裁判期日が２〜３回程度かかる場合があります。
その場合でもプロミスは独自の主張はせずに最終的には和解をしています。
争点がある場合でもこちらが強気に対応すれば、高い基準での和解ができるケースが多いです。現在、判決になる事案はほとんどありません

　プロミスの過払金返還の特徴として５月、１１月等の決まった支払月が多いことです。
これは弁護士の予測ですが、これはプロミスの過払金返還の予算が月ないし年度単位で取っており、不足してくると翌年４月以降、すなわち翌年度に回すためであると思われます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
返金は確実で、遅れることはありません。

クオークローン(クラヴィス)承継事案について

プロミスのグループ会社であったクオークローン。
旧社名は「りっち」「ぷらっと」「東和商事」実際に利用していた方には「ぷらっと」「リッチ」「東和商事」といった会社名の方が記憶にあるかもしれません。
この会社と取引があった方は、プロミスに過払金返還請求が可能な場合があります。
詳細はこちらのページをご記載ください

直近の対応状況

プロミスの会社概要

平成24年7月1日にプロミス株式会社からSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に商号変更。