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過払い金返還請求の事例【一覧】
過払い金請求の解決事例をご紹介。回収金額、スピード、本人請求との比較、強制執行について特徴的な4つの解決事例から船橋・柏リバティ法律事務所の解決方法をご紹介します。
過払い金返還請求の事例【1】
自己破産をご相談したら過払い金が1,100万円も戻ってきました!
Mさん(48歳)男性/会社員
Mさんは、自己破産を考えているとご相談にいらしたご依頼者です。
不動産の営業マンとしてバリバリ働かれていたのですが、病気をきっかけに転職。
給料が下がり、これ以上の返済はできないので 自己破産を検討しているとご相談にみえました。
アイフル・アコム・セディナ・プロミスの4社から合計300万円ほどの借入があり、毎月の返済額は約7万円ほど。
お話をうかがうと、現在取引中の4社以外に、完済した貸金業者もあるとのこと。
どれも10年以上のお取引でしたので、私の経験からすると間違いなく過払い金が発生している事案です。
即座に受任通知を発送し、開示された取引履歴を引き直した結果が以下の通りです。
会社名 | 取引期間 | 受任前 | 引き直し計算後 | 回収額 |
---|---|---|---|---|
アイフル | H5-21 | 71万円 | -160万円 | -170万円 |
アコム | H2-21 | 105万円 | -475万円 | -502万円 |
プロミス | S63-21 | 61万円 | -242万円 | -256万円 |
セディナ | H12-21 | 64万円 | 0万円 | 0万円 |
レイク(新生フィナンシャル) | H3-19 | 0万円 | -198万円 | -230万円 |
合計 | 301万円 | -1,075万円 | -1,158万円 |
- ※マイナスの表示は過払い金を表します。
- ※引き直し計算額より回収額が上回っているのは、利息が加算されたためです。
ゼロ和解となったセディナを除いて、満額(支払日までの利息込み)を回収し、総額は1,158万円となりました。
引き直し計算後に1,000万円超えの過払いが見込めますとお伝えしたところ、「そんなにですか!」と驚かれていました。
Mさんはバブル期に会社の交際費を立て替えたのがきっかけで貸金業者とのつきあいが始まりました。
転職前は収入状況がよかったため返済額の高さも気にならなかったそうなのですが、病気、転職、収入減となって初めて借金の大きさに気づいたそうです。
「もっと早く相談すればよかったです」と繰り返しおっしゃっておりました。
過払い金はお取引が長期間に渡るほど発生しやすいといえます。
10年を超えてお取引中の方はぜひご相談下さい。
過払い金返還請求の事例【2】
相談から終了まで50日のスピード解決!
Nさん(36歳)男性/会社員
「完済したレイク(新生フィナンシャル)へ過払い金請求をしたいのですが」とお電話を下さったNさんは、
「4営業日以内の訴訟提起」という当事務所の方針に惹かれたそうです。
- 2011/06/18 電話にて問合せ
- 2011/06/22 【相談】→受任 ※即日 受任通知 発送
- 2011/07/01 新生フィナンシャルより取引履歴開示
- 2011/07/03 千葉簡裁へ【訴訟提起】 ※4営業日以内の訴訟提起
- 2011/07/06 7/22に期日決定
- 2011/07/08 新生フィナンシャルと和解交渉
- 2011/07/09 新生フィナンシャルと【和解成立】
満額(支払日までの利息込み)730,250円 - 2011/08/10 新生フィナンシャルより入金 730,250円
- 2011/08/11 精算・【返金】→終了
第一回の裁判前に和解が成立し、その内容も約1ヶ月後の返金だったため、相談から返金・終了までわずか50日というスピード解決となりました。
入金のご報告をすると、驚いた声で「え?もう終わったんですか?」とおっしゃってました。
当事務所では過払い事件は原則としてすべて訴訟提起いたします。
訴訟提起前に交渉をされる弁護士・司法書士の先生方も多いですが、訴訟前の和解では金額で妥協を求められるのが一般的です。
本来返してもらえる額の5〜7割での和解、これでは弁護士に頼む意味がありません。
満額(支払日までの利息込み)の回収が大前提です。
満額の回収を前提としますと、訴訟提起をしてからの交渉が最も早いと考えております。
そこで、当事務所では速やかな訴訟提起を基本方針とし、取引履歴の開示より「4営業日以内の訴訟提起」を保証しております。
会社名 | 取引期間 | 受任前 | 引き直し計算後 | 回収額 |
---|---|---|---|---|
レイク(新生フィナンシャル) | H14-23 | 0円 | -680,000円 | -730,250円 |
- ※マイナスの表示は過払い金を表します。
過払い金返還請求の事例【3】
本人請求の8.6倍で和解成立
Hさん(40歳)女性/主婦
「アコムに17万円ほど過払いがあって、自分で請求しているのですが、2万5千円で和解が成立しようとしてます。これは妥当な金額でしょうか?」とお電話を下さいました。
Hさんはインターネット等で過払い金訴訟について勉強され、自ら取引履歴の開示請求をしたそうです。
アコムは引き直し計算後の金額を17万円と提示し、和解の提案をしてきました。
その額、過払い金提示額の15%ほど。
「そんなものかな?」とも思ったそうですが、当事務所の満額回収方針との差が気になり、
お電話をくださいました。
Hさんの交渉は、過払い金回収のプロの目から見て、3点ほど問題がありました。
@貸金業者(アコム)が提示した引き直し計算額を前提していたこと
債権者の提示する引き直し計算額は、過払い金が発生後の利息をつけていないことが非常に多いです。
本来過払い金が発生すると、その時点から利息(年5%)が発生します。
この利息をつけていない引き直し計算は、本来請求できる額よりも低額になるのです。
Hさんの取引履歴を、当事務所で引き直したところ、アコム提示額より1,153円ほど増えました。
これが利息です。
取引期間が短かったため影響は少なかったですが、金額・取引期間が大きく長くなれば影響も大きくなります。
たとえ手間でも、引き直し計算は、必ず自分でしなければなりません。
A引き直し計算元本額を基準に交渉していたこと
アコムが提示したのはあくまで元本額です。
本来ならば元本額に支払日(返金日)までの利息(5%)を加えた額を請求することができます。
交渉をするならば、支払日までの利息込みの金額を基準としなければなりません。
当事務所では、引き直し元本額に加え、原則として支払日まで年5%の利息を請求しております。
Hさんの支払日までの利息額は、4万4千円となりました。無視していい額ではありません。
B和解額が低すぎること
Hさんの場合、本来請求できる金額は元利合計で21万5千円となりました。
これと比べるとアコム提示の和解額2万5千円はあまりに低額です。
訴訟提起を前提として交渉すれば、少なくとも引き直し元本額を下回ることはないはずです。
Hさんは取引履歴をお持ちだったため、受任日に即座に訴訟提起いたしました。
その後、幾たびかの交渉を経て満額である21万5千円で和解が成立。
弁護士報酬と実費を引いて、Hさんには16万5千円をお返しすることができました。
本人請求の6.6倍の回収額となり、ご満足いただけたようです。
当事務所では和解額が妥当かどうかのご相談もを受けております。
相談料は無料ですので、本人請求中の方でもお気軽にお電話下さい。
会社名 | 取引期間 | 受任前 | 引き直し計算後 | 回収額 |
---|---|---|---|---|
アコム | H15-18 | 0円 | -170,279円 | -215,000円 |
- ※マイナスの表示は過払い金を表します。
過払い金返還請求の事例【4】
ギリギリ間に合った強制執行!
Oさん(50歳)女性/看護師
「三和ファイナンスほか4社に借入があって、返済しきれないので破産を考えています」
とお電話いただきました。
債権調査を行ったところ、確かに負債も多いのですが、過払い金も多く、
すべて回収できれば破産はおろか、きれいに返済できそうな金額でした。
問題は、回収できるかです。
貸金業者に対し、過払い金返還訴訟を行った場合の対応は大きく分けて以下の4つです。
- @第一回公判前に和解し、支払う
- A訴訟係属中に和解し、支払う
- B判決が出れば支払う
- C判決が出ても支払わない
そしてSFコーポレーション(三和ファイナンス)は最も悪質なC判決が出ても支払わない貸金業者でした。
このような貸金業者に対抗する方法はただひとつ。強制執行です。
Oさんの場合も判決が出たら即座に強制執行をかけました。
執行手続はとても厳格で、記載漏れ等のミスがあると原則として受け付けてくれません。
事前にきちんと準備をしていたため、補正を受けることなく申立も完了。
債権差押命令が出たのは平成23年8月2日のことでした。
差し押さえた預金口座から回収できたのは38万円ほど。
これで債務をすべて返済しきれるとほっと胸をなで下ろした頃にニュースが流れました。
-株式会社SFコーポレーション(旧商号:三和ファイナンス)は、平成23年8月26日午後5時、東京地方裁判所において破産手続開始決定を受けました。-
たとえ判決を取っていても、破産となったらまず回収できる見込みはありません。
悪質な業者に対しては即座に強制執行をかける方針だったのが功を奏しました。
- 2007年 クレディア(フロックス)
- 2008年 アエル(日立信販)
- 2010年 武富士
- 2011年 丸和商事(ニコニコクレジット)
- 2011年 SFコーポレーション(三和ファイナンス)
上記は過去5年の貸金業者の破綻事例ですが、近年貸金業者の経営状況は苦しいようです。
貸金業者はいつ破綻してもおかしくありません。
過払い金請求のご相談はお早めにどうぞ。
会社名 | 取引期間 | 受任前 | 引き直し計算後 | 回収額 |
---|---|---|---|---|
SFコーポレーション | H12-20 | 0円 | -52万円 | -38万円 |
- ※マイナスの表示は過払い金を表します。
- 弁護士法人やがしら
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