プロミス 過払い請求 対応状況

対応状況

受任通知発送後、１～２週間程度後に郵送で届きます。この際、かつてプロミスと合併した三洋信販と取引がある場合には、三洋信販分が別に届きます。
履歴は文字が大きく綺麗で見やすいですが、１ページ当たりの履歴の記載が少なく、ページ数は多くなります。 もっとも、利率、借入額と返済額の合計もきちんと記載してあり、履歴としては親切な方でしょう。

プロミスは、過払金返還請求に対しての対応がよく変わって一貫性がありません。経営方針の変更や予算の関係ではないかと思われます。

2013年（平成25年）８月、プロミスには当事務所の方針をご理解いただき、「争点の無い事案については訴訟提起をしないで請求書で解決したい」というお願いをいただきました。 以後、取引の中断や悪意等、争点が存在しない場合には請求書を送付すれば、満額で、過払金元金と支払日までの利息をきちんと払ってくれていました。
支払期日もおおむね請求書送付後２～３ヶ月程度でなされており、非常に良心的な業者になりました。

しかし、2014年（平成26年）１０月から、当方の請求を拒否し、減額を求められるようになりました。理由はよくわかりませんが、再度方針が変更されたようです。

そのため、当事務所では再び全件訴訟対応に方針転換しました。２０１５年８月現在、訴訟提起をすれば、裁判の第１回期日には満額、すなわち元金全額と支払日までの利息、訴訟費用の回収が可能になっています。

プロミスの返還の特徴として５月、１１月等の決まった支払月が多いことです。
これは弁護士の予測ですが、これはプロミスの過払金返還の予算が月ないし年度単位で取っており、不足してくると翌年４月以降、すなわち翌年度に回すためであると思われます。

取引に中断がある方等、争点がある場合には２回程度かかる場合があります。その場合でもプロミスは独自の主張はせずに最終的には和解をしています。
なお、争点がある場合でもこちらが強気に対応すれば、高い基準での和解ができるケースが多いです。現在、判決になる事案はほとんどありません。

クオークローン(クラヴィス)承継事案について

プロミスのグループ会社であったクオークローン。
旧社名は「りっち」「ぷらっと」「東和商事」実際に利用していた方には「ぷらっと」「リッチ」「東和商事」といった会社名の方が記憶にあるかもしれません。
この会社と取引があった方は、プロミスに過払金返還請求が可能な場合があります。
詳細はこちらのページをご記載ください。

直近の対応状況

*法律上の争点あり（長期分断数か所）