クレディア 過払い請求 対応状況 2015年
クレディアの概要
クレディアは、静岡県に本拠を置く消費者金融会社です。
業界では中堅どころで、かつては東証一部に上場していました。
消費者金融業が好調なころは、JCBと業務提携するなどしており、多額の利益をあげていました。しかし、過払い金返還請求が増えたことで経営が行き詰まり、2007年に民事再生を申立しています。
民事再生後は社名変更等もありましたが、現在はまた元のクレディアの名前に戻って営業しています。
クレディアは、静岡県に本拠を置く消費者金融会社です。
業界では中堅どころで、かつては東証一部に上場していました。
消費者金融業が好調なころは、JCBと業務提携するなどしており、多額の利益をあげていました。しかし、過払い金返還請求が増えたことで経営が行き詰まり、2007年に民事再生を申立しています。
民事再生後は社名変更等もありましたが、現在はまた元のクレディアの名前に戻って営業しています。
再生計画案では、債権届出された過払金返還請求権については①40%の弁済率で一括弁済する。②30万円までの少額債権は全額弁済すること③債権届出がなされなかった過払金についても、届出がなかったことによって失権することはなく、利息返還請求権が再生債権として確定すれば同様に弁済することの3点が決定されました。
そのため、30万円以上の債権はカットされてしましますが、請求そのものは可能になっています。
クレディアは、請求すると上記の計画案よりも減額を求めてきます。同じように民事再生をしたアエルはすぐに全額払ってくるのに、大違いです。アエルは支払額が過払い金の5%ですが、クレディアは40%という返還率が足かせになって支払いをしぶってくるものと思われます。
そのため、全件訴訟対応となっており、判決が出た場合でも支払ってこない傾向にあります。ただ、強制執行は避けたいようで、依頼者に直接支払う、控訴して控訴審で全額払う等、結局は元金および支払日までの利息、満額を支払ってきます。そのため、引き続き満額請求、訴訟対応を継続していく方針です。
日本保証(旧武富士)のページでご紹介したとおり、クレディアは旧プリーバ、旧スタッフィ、ステーションファイナンスといった会社の事業を承継しました。そのため、それらの会社の過払い金についても今後はクレディアに請求することになります。
現時点(2015年(平成27年)の見解としては、上記のようにクレディアは民事再生後、経営状態が回復していることから全額回収可能と判断しています。
なお、これらの債権については、民事再生の効力は及ばないため、過払金全額の請求が可能ですので、ご安心ください。
企業名 | 株式会社クレディア |
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URL | http://www.credia.co.jp/ |
本社所在地 | 静岡県静岡市 |
資本金 | 1億円 |
貸金業者登録番号 | |
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